
幼い頃から本を読むのが好きではなく、映画などが好きでした。
そんな自分が本を読もうと思ったのは思春期の頃からでした。
最初は強烈な自己嫌悪から、自分はなんでこんな性格なんだろうか?
という所から、自己啓発的な本や心理学みたいなのから始まりました。
本には自分の性格を当てはまる様な事や、その答えが沢山ある様な気がして、読み漁りました。
その結果素晴らしい理想の人間になれたか?というと全くそんな事はなく、むしろ余計に悩んだりしました。
本に書いてある通りにスッキリ難なく生きるのは無理だからです。
その理想と現実が噛み合わずまた悩むの繰り返しでした。
結構悩みやすいタイプなんです。
そんな色々読んだ中で、今でも心に残っている本があります。
中村天風さんと岡本太郎さんの本です。
中村天風さんは何があっても絶対に積極という考え方、病気も運命も全て心の持ち様なんだと。
岡本太郎さんは芸術家ですが、芸術だけに留まらず人間の生き方、迷った時は危険だけどワクワクする方へ行け!という考え方です。
人間必ず守りに入る時があるけど、それでは本当の歓喜を得ることは出来ない。
と、いう感じです。
これらは私の読んだ感想です。
この2冊は自分が試合前にいつも読んでいた2冊です。
今でもたまに目を通したりします。
空手をやっていたからこの様な本を読んだし、その頃は強くなる為に貪欲でもありました。
心技体の心の部分も強くならなくてはと思って読みました。
このお2人の言ってる事は物事の真理だし、誰も教えてはくれない事だと思います。
本はそんな素晴らしい考え方にも出会える物だと思います。
ただ、自分の性格上、良くも悪くも影響を受けやすいので、最近では昔の様になんでもかんでも読まなくはなりました。
この2冊は今でも本屋さんに並んでいるので、興味がある人は是非。