
いちいち口を出さない、褒めないなど。
私も1指導者である前に1親であります。
こういう言葉は近年目にしますが、気になる話題ではあります。
アドラー心理学では子供を褒めては駄目だとか…
自分個人としては、子供の頃親に褒められた経験はほとんど無い気がします。
どちらかというと馬鹿にされたり、悔しかったらやってみなという感じ。笑
何か気になる事や悩んでいる事を言っても、気にし過ぎ、周りはあなたなんか見てもないし、気にしてないよ、とか。
解決になるはずもなくモヤモヤして、イライラしてました。
何か助け船みたいな優しく諭してくれる事はほぼ無かった気がします。
けど、昭和はこんな感じじゃないでしょうか?
今は、全てにおいて転ばぬ先の杖的な。
それはとても良い部分と良くない部分があるのかもしれません。
良い部分は、嫌な思いをする事や危険を未然に防げる、良くない部分は自分で経験したり気付くチャンスが少なくなる。打たれ弱くなる。
などでしょうか?
では自分は打たれ強くなったか?と言うと打たれ弱いです。
だから打たれない様にどうしたら良いかは考えてはいます。
親に感謝しているのは、冒頭にあった様に、口出しを全くせずにいてくれた事です。
そのおかげで、自由に何でもやらせてもらえたし、経験できました。
空手も自分からやらせて欲しいと親に頼みました。
今思えば、イタズラみたいなしょうもない数々の事を親はわかってたのかは知りませんが、止められた事は一切ありません。
それも凄い事だなぁと今、自分が親になって思います。
私自身はあまり干渉されず、良きも悪きも味わって来て、それは良かったなと思っていますが、結局、子育てには何が良いのか?答えはわかりません。
今の子供達は確実に自分の少年時代より頭が良いし、物事を理解していると思います。
自分にやれる事は子供達が失敗した時に、自分もこんな失敗したよとか、こんなバカな事したけど、それをプラスに転じる事が出来るよと言う事です。
それは伝えるのが、大人の役目だと思いますし、空手道場の役目だとも思っています。
子供を褒めるか?については、褒めます。
ですがしょっちゅう褒めるのではなく、自信をつけて欲しい時に褒めます。
自信が充分ある事には、タイミングを見計らって褒めたりします。
色々話しましたが、難しい問題ですね。
